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Nope, It’s Called Item Synthesis! – Chapter 174

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あれから数日、各種族の村の再建と廃墟だった聖域の復興がおおよそ完了した。

といってもあくまでも生活が出来る程度にはだけど。

それでも安心して暮らせる場所を取り戻せたのは良い事だと思う。

「むー、魔物寄せの調合は難しいワン」

そして素材を前にあーでもないこーでもないとやっているのは各種族の薬師達。

彼等には新しく覚えた検索機能を使ってチェックした魔物寄せに必要な素材のリストを渡してある。

あとはそれをもとに頑張って調合して貰うつもりだ。

本人達も材料さえわかれば後は自力で何とかなると言っていたことだし、正直細かい調合の仕方を聞かれなくて本当に良かった。

「でもこうなるともう私達のする事ってないよね」

「そうだニャ。もともとの目的だった聖域を見せた事だし、ここに定住するのでニャければ次の目的地に行くのもありだニャ」

「流石にここはちょっと……」

モフモフ種族がいっぱいなのは悪くないけど、魔物が危険すぎるんだよねぇ。

それにそれぞれの村はお金じゃなくて物々交換がメインだから、商人としてやっていくのもちょっと無理そう。

まぁ合成で作ったアイテムを交換すればいいけど、やっぱ安全の問題がなぁ。

「聖域に籠ってれば安全だけど、ずっと聖域に籠るのもねぇ」

正直退屈なので勘弁願いたい。

やっぱせっかく異世界に転生したんだから、もっと楽しいものを見て回りたいもんね。

「うん、やっぱ別の所に行きたいかな」

「分かったのニャ。それじゃ食い収めとして沢山肉を狩ってくるかニャア」

頼むから狩り尽さないでよ?

「大変トリーッ!!」

その時だった。空から血相を変えた様子のトッリ族が降りてきたのである。

「デカい魔物が来るトリッ!!」

「「「「デカい魔物!?」」」」

「うわ、なにアレ……」

トッリ族の報告を受けた私達は、彼に案内されて近場で一番高い小山の頂上へとやってきた。

そしてそこから彼の指示した方角を見ると、確かにいたのだ。巨大な獣の姿が。

「って、待って待って、ここから見えるってかなりデカくない!?」

小山と言ってもそれなりの高さはあるし、その山頂から生き物の形がはっきり見えるのだから、大きいのは間違いない。

「周囲の木の大きさから、トラックくらいあるんじゃないアレ?」

「な、なんだアレワン……」

「と、とんでもない奴トリ、絶対ヤバイトリよ」

「そ、それにあの方角は魔物達がやって来た方角だリス」

巨大な魔物を見た獣人達は、尻尾を丸めたり、ブワッと膨らませたりして怯えている。

もしかしてここ最近の魔物の襲撃はあのバカデカい魔物が原因って事?

「ありえニャいのニャ……」

そんな中、ニャットがいつもとは違う様子で呟いた。

「どうしたのニャット?」

いつものニャットなら、あれを倒せば肉が沢山手に入るのニャ! とか、アイツは美味いのニャ! とか言うはずなんだけど。

「アイツは……縄張りから出るような奴じゃニャいのニャ」

「あの魔物を知ってるの?」

もしかして因縁の相手とかだったりする!?

「あれは白砂と一緒ニャ。土地の主の類だニャ」

「白砂……ってあの砂塵狼!?」

白砂と言われて、私は砂漠の国で襲ってきた巨大な狼の魔物を思い出す。

「そうニャ。あれは普通の魔物じゃニャいのニャ。土地の主として縄張り一帯を治める魔物のボスのような存在ニャ。決して縄張りを出て一匹でノコノコ出歩くような真似はしニャいのニャ」

マジかー。あの白砂と同じレベルってかなりヤバいんじゃない!?

「そ、そんな魔物が縄張りを出てうろついてるって事はもしかして、もっと強い魔物に縄張りを奪われたとか!?」

本来現れない筈の強い魔物が現れるといったら、もっと強い奴に縄張りを奪われたって感じるのがお約束だし。

「うーん、アレはそういう感じじゃないわね。縄張りを奪われて追い詰められている獣の目じゃないわ」

そう断言したのはミズダ子だ。

っていうかそういうの分かるんだ。

「どのみちアレと戦うのはやめておいた方が良いわ。こいつの言う通りこの辺りにやって来るような奴じゃないもの。この子達が挑んだら大怪我じゃすまないわ」

確かに、いつもなら血気盛んなイッヌ族ですらこの有様だもんね。

「それに様子がおかしいわ。普通じゃないわね」

うーん、迂闊に手を出しちゃいけない上に、普通じゃない様子とか、そんなのどうすればいいのさ。

「とりあえず魔物寄せで誘導して、村から引き離す? あと皆を聖域に集めた方が良いかな?」

「そうだニャ。その方が良いと思うのニャ」

「わ、分かったトリ。トリが皆に伝えに行くトリ」

「よろしくね」

トッリ族に連絡を任せると、私達は聖域に戻って魔物寄せの量産を行うことにした。

「アイツの鼻なら魔物寄せの匂いをすぐに嗅ぎ付けるのニャ。ここで調合はするのは危険ニャ。アイツをおびき寄せる場所でやった方が良いのニャ」

「ワン達も行くワン。お前達ばかりに危険な真似はさせられないワン」

「そうリス」

「ニャー達もお供するのニャ」

おお、皆怖いのに勇気を出してくれてるんだね。

かなり嬉しいけど、今は別行動の方がいいだろうね。

「大丈夫。私にはニャットとミズダ子がいるから。それよりも聖域の皆を守ってあげて」

「ニャ~、確かにニャー達じゃ白夜の魔猫様の足元にも及ばないのニャ」

「分かったリスゥ」

「くっ、ワンがもっと強かったら」

皆は残念がるようなほっとしたような様子で、聖域へと戻っていった。

「それじゃああいつをおびき寄せるのに適した場所にいくのニャ!」

「うん、よろしくね!」

よ、よーし、怖いけど頑張って合成するぞー!

Alchemy? Nope, It’s Called Item Synthesis!

Alchemy? Nope, It’s Called Item Synthesis!

Alchemy? Nope, It’s Called Item Synthesis! ~I Keep Creating Extraordinary Items From T*ash Piles Using Item Synthesis Ability!~, Renkinjutsu? Iie, Item Gousei Desu! ~Gousei Skill de Gomi no Yama kara Chou Item wo Mugen Rensei!~, 錬金術? いいえ、アイテム合成です!~合成スキルでゴミの山から超アイテムを無限錬成!~
Score 6.6
Status: Ongoing Type: Author: , Artist: , Released: 2023 Native Language: Japanese
Kako Mayama is a girl who likes playing fantasy games, especially alchemy-themed games because she likes to craft items in games. One day, she died after saving an animal that was actually the pet of a goddess from another world. The goddess gave Kako a chance to be reincarnated in another world in return for saving her pet. She would also give her the ability of her choice from a list if she accepted her offer. Without hesitation, Kako accepted the offer and chose Alchemy ability from the listー No. To be exact, she wanted the Alchemy ability from the list, but because of some kind of careless mistake, she got Synthesis ability instead. Kako was disappointed at first but then she realized the greatness of her ability. Synthesis ability is kind of similar to Alchemy ability, but they have differences. To make an item using Alchemy, you need to collect the required materials first, but to use Synthesis ability you only need multiple items to be combined together into a higher grade item. When Kako realized the usefulness of her ability, she started to combine cheap items to create high-quality items and achieve a successful life. After a while, she became completely addicted to her game-like ability. She kept creating extraordinary items one after another and making a sensation around the world.

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