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Nope, It’s Called Item Synthesis! – Chapter 65

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遅れましたが無事二度転生コミック6巻が発売となりましたー。

現在好評発売中です。

あと活動報告に書きました頭部の怪我の治療は順調です。

脳外科でのCTスキャン検査でも問題ありませんでした。

御心配くださった皆さんありがとうございます。

無事希釈したマイゼンの汚染水をゲットした私は、手持ちのポーションを取り出して合成を試みる事にした。

「だ、大丈夫だよね? 普通のポーションで良いよね?」

正直やり直しがきかないこの状況ではかなり怖いけど、やらない訳にはいかない。

私は綺麗にあらった葉っぱをスプーン代わりにして汚染水を少量掬うと意を決して合成を行った。

「ポーションに汚染水を合成! そして鑑定!!」

『失敗作のロストポーションの解毒剤:ロストポーションの失敗作の毒素を中和する薬』

「よっしゃ完成ーっ!!」

良かったー! 完成したー!

在庫に不安のあるこの状況でポーションが無駄にならなくて良かったー!

さて、それじゃあ後は人魚達の人数分ポーションを作……

「あっ」

しかしここで私は重要な問題に気付いてしまう。

「んー、でもまぁ、これに関してはその時に確認してみないと何とも言えないか。運が良ければ問題なく治療も終わるだろうし」

よし、それじゃあ気を取り直して解毒ポーションを作るぞー!

一度完成させてしまえば、一括合成でまとめて作れるからいちいち汚染水の量を測らなくて良くて楽だよね!

「おお、遅かったな。もしかしたら魔物に襲われてるんじゃないかと思って探しに行くところだったぞ」

郷に戻るとロアンさんが出迎えてくれる。

「ご心配おかけしました」

「それでどうだった? 解毒剤は作れたのか?」

遅くなった事を謝ると、ロアンさんが解毒ポーションを作れたのかと聞いてくる。

「はい、完成しました」

「そうだろうな。まぁ子供が作ろうとして簡単に出来る様なものではな……何?」

と、ロアンさんが聞き返してくる。

「解毒ポーションが完成しました」

「……解毒ポーションが完成した?」

「はい」

もう一度聞き返してきたのでこちらも頷き返す。

「なにぃーーーーーーっ!?」

ロアンさんの剣幕に人魚達が何事かと視線を向けてくる。

「ま、待て! 解毒ポーションが完成したとは言うが、実際に使ったわけじゃないんだろう!?」

「それについては島の河口近くで汚染水に汚染された植物を発見してそれで効果があるか実験しました」

いやマジでね。いくら鑑定先生のお墨付きとはいえ、人に使う以上は試さない訳にはいかない。

ロストポーションの時はぶっつけ本番の在庫処理という事があったからだけど、今回は私が自分の意志で誰かの為に作った物なのでしっかり試す必要がある。

「それで、結果は?」

「植物が相手ですが解毒に成功しました」

「なっ……!?」

植物とはいえ、解毒に成功したと言われてロアンさんが驚愕の顔を見せる。

しかしその顔は本当に信じてよいのかと言わんばかりに不安げな表情だった。

「何ごとかね?」

と、そこに一人の老人魚がやって来る。

「お、長っ!?」

長、つまりこの人魚の郷の長老って事かな?

「お前さんが珍しく大きな声をあげたものだから、皆驚いておるぞ」

どうやらロアンさんはクール系? 頼れる大人系のキャラらしく、先ほどの動揺がかなりレアだったみたいである。

「それが……」

と、ロアンさんは私が解毒ポーションを作った事を長に説明する。

「ほう、お嬢ちゃんが解毒ポーションをのう……」

このお爺ちゃん、表情が分かりにくいけど、疑っているんだろうな。

まぁ自分達を酷い目に遭わせた人間にこれが解毒ポーションだよ! って言われても騙されてるんじゃないかと疑うのは当然だ。

だがそこで諦めたら試合は終了なのですよ!

と言う訳で私はこの薬の有効性をアピールする事にした。

「大丈夫です。汚染された植物相手ですが、解毒に成功しましたので」

「しかし植物は本当に治ったのか答えてはくれんだろう? それにそれを人に使っても同じ効果が出るとは限らん。最悪植物には良くても人にとっては毒になる可能性だってあるのではないかね?」

うん、そうだね。これに応える事が出来なければ人魚達はこの薬を飲んではくれないだろう。

後ろで聞き耳を立てていた人魚達もうんうんと頷いている。

その中にはさっき一緒に遊ぼうとしていた子供達の姿もあった。

それはつまり、私達人間がそれだけ人魚達に疑われていると言うこと。

けどこれは好都合だ。全員に疑われているとしても、郷の全員が注目していると言う事は説得も一回で済むのだから。

「はい、ですのでこの薬を私が飲んで安全を証明します」

「「何?」」

キョトンとした長とロアンさんの言葉が重なると同時に私は薬を飲んだ。

「グビッ」

「「「「なっ!?」」」」

いきなり解毒ポーションを飲んだ私に皆が驚きの声をあげる。

「ゴクゴクッ…………うっ!?」

これで証明完了、そう言おうとした私だったが……突然の異常に思わず体が硬直する。

「だ、大丈夫か!?」

誰かが私を案ずる声が聞こえた気がした。

「うぐぐぅ……」

た、耐えろ私! ここで吐いたら全部台無しになる!

「いかん! すぐに吐くんだ!!」

いいや、吐かない! 気合を見せろ私!

「ごくんっ!!」

私は解毒ポーションを飲み込んだ。

「「「「ああ~~っ!?」」」」

「…………」

声が出ない。

出せない。

それどころじゃない。

何もできない。

「お、おい……?」

けれど呼吸だけはしないと死んでしまう。

体が強引に肉体を再起動させて呼吸を再開させると共に、私は声を上げた。

「苦っがぁぁぁぁっ!!」

そう、とても苦かったのである。

「「「「……は?」」」」

「うえー、めっちゃ苦っがい。口直し口直し」

私は魔法の袋から果物を取り出すと、口直しにと急いで口に入れる。

ああ~、果物の優しい甘みが口の中の苦みを洗い流してくれるぅ~。

「な、なぁ、大丈夫なのか?」

その声を聞いてようやく私は自分が人魚達に囲まれている事に気付いた。

彼等の表情は先ほどの疑わしげなものではなく、私を心から心配しているのが見て取れた。

「あ、はい、めっちゃくちゃ苦いですけど体に害はありませんよ。苦いですけど」

いや本当に苦かった。死ぬかと思うほど。

「いやまぁ、それは見てたから分かるよ」

「ともあれ、今実践して見せた通り、このポーションは苦いですが体に毒ではありません。苦いですが」

「二回言った」

凄く大事な事だからね。

「「「「……」」」」

だが私が身を以て証明したにもかかわらず、人魚達はまだためらっていた。

うーん、これでも信用できないかぁ。どうしたもんかなぁ。

と、その時だった。

「お嬢ちゃん、そのポーションを儂にくれんかね?」

手を挙げたのは長だった。

「長っ!?」

「儂がそのポーションの効果を確認しよう。なに、どうせ老い先短いおいぼれの身だ。万が一死んでも大した問題はないだろう」

いや、ここで貴方に死なれたらめっちゃ問題大ありですわ。主に私の身の安全的な意味で。

「と言う訳で貰えるかな?」

「は、はい」

とはいえ、ここで渡さない理由もない。っつーか断ったらそれはそれでまた面倒な事になりそうなので素直に解毒ポーションを渡す。

「では……グビッ」

長が解毒ポーションを口に放り込み、飲み込んでゆく。

「ゴクゴクッ……うっ!!」

そして物凄い形相でうめき声をあげた。

「だ、大丈夫ですか長!?」

「やはり毒だったのでは!?」

人魚達がくの字に折れ曲がった長を気遣う。

「苦っがいんじゃぁぁぁぁぁっ!!」

そして叫んだ。

うん、苦いよね。物凄く。

「「「「長ぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」」」」

「あー、苦かったわい。正直予想の10倍、いやそれ以上に苦かったわ。のうお嬢ちゃん、さっきお前さんが食べていた果物を儂にも分けて貰えんかの?」

「え、ええ。どうぞ」

長に求められて私は果物の残りを差し出す。

「おおー、これは美味い! 解毒ポーションのとんでもない苦さもあって、この果物の甘さが引き立つわい!」

まぁその気持ちは分からなくもないかな。

とはいえそれを再確認する為にもう一度解毒ポーションを飲みたくはないけど。

「そ、そんなに美味いのか……」

「それなら解毒ポーションを飲んでも良いかもな?」

「そ、そうだな。毒じゃないって話だし。果物を貰えるなら」

いや待って君達、別に果物はセットじゃないよ?

とはいえ、これで全員が解毒ポーションを飲むことに前向きになってくれたのなら良いのかもしれない。

と言うかだね君等、まず解毒ポーションの効能のほうを先に気にするべきでは?

「それで長、薬の効き目はどうなんですか?」

おっ、偉いロアンさん! よく聞いてくれた!

「うむ、言われてみれば確かに具合が良くなったぞ。先ほどまでの苦しさを感じぬ」

「「「「おおーっ!!」」」」

人魚達から歓喜の声があがる。

「頼む、薬を分けてくれ!」

「お願い、私にも!」

長が身をもって効果を確認してくれたからだろう。

人魚達がこぞって薬を分けて欲しいと殺到してきたのである。

上手くいった、けどこの光景は私が懸念していたある問題が的中してしまったともいえた。

「それは構わないんですが、一つ問題があって……」

「問題? それは何だ?」

「はい、実は薬を作る為の材料が足りないんです。この島で調達できる材料は良いんですけど、薬を完成させる為にポーションが必要なんですよ」

そうなのだ。私が持ってきたポーションはあくまで自分達が使う為のもの。不特定多数の病人を治すほどの量は持ってきていない。

勿論救助された後で改めてポーションをまとめ買いして薬を作るという手もあるけどさ。

「ポーションか。確かに我等人魚のポーションは地上のものと違うからな。確かに材料を用意できんか」

おっ、人魚のポーションって人間のポーションと製法が違うんだ。

「なら用意できる分だけくれんかの。子供と重傷者に先に飲ませてやりたいんじゃ」

「そういう事なら構いません。あとできれば人魚のポーションを分けて貰えませんか? 上手くすれば人魚のポーションでも解毒剤が作れるかもしれませんので」

長の申し出を受け入れ、ついでに人魚のポーションを要求する。

ティーアの話で東部と南部は手に入る薬草が違うから同じポーションでも製法が違うって言ってた。

違う材料で効果が同じなら、人魚のポーションでもいけるかもしれない。

「分かった。ポーションは薬師のおばばに用意させよう」

話が纏まった事で、私は手持ちの解毒剤を人魚達に渡す。そして子供達と重症者に解毒ポーションが手渡され……

「「「「苦っあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」」」」

人魚達の絶叫が洞窟に響き渡ったのだった。

Alchemy? Nope, It’s Called Item Synthesis!

Alchemy? Nope, It’s Called Item Synthesis!

Alchemy? Nope, It’s Called Item Synthesis! ~I Keep Creating Extraordinary Items From T*ash Piles Using Item Synthesis Ability!~, Renkinjutsu? Iie, Item Gousei Desu! ~Gousei Skill de Gomi no Yama kara Chou Item wo Mugen Rensei!~, 錬金術? いいえ、アイテム合成です!~合成スキルでゴミの山から超アイテムを無限錬成!~
Score 6.6
Status: Ongoing Type: Author: , Artist: , Released: 2023 Native Language: Japanese
Kako Mayama is a girl who likes playing fantasy games, especially alchemy-themed games because she likes to craft items in games. One day, she died after saving an animal that was actually the pet of a goddess from another world. The goddess gave Kako a chance to be reincarnated in another world in return for saving her pet. She would also give her the ability of her choice from a list if she accepted her offer. Without hesitation, Kako accepted the offer and chose Alchemy ability from the listー No. To be exact, she wanted the Alchemy ability from the list, but because of some kind of careless mistake, she got Synthesis ability instead. Kako was disappointed at first but then she realized the greatness of her ability. Synthesis ability is kind of similar to Alchemy ability, but they have differences. To make an item using Alchemy, you need to collect the required materials first, but to use Synthesis ability you only need multiple items to be combined together into a higher grade item. When Kako realized the usefulness of her ability, she started to combine cheap items to create high-quality items and achieve a successful life. After a while, she became completely addicted to her game-like ability. She kept creating extraordinary items one after another and making a sensation around the world.

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